熱中症予防法・対策

熱中症の症状2/2

意識朦朧・痙攣

 

熱中症の状態が長引いてしまうと意識が飛び、体はけいれんする場合もあります。

 

体のけいれんがひどい時は、明らかに周囲の人から見ても体が無意識にブルブルし出していることが見て取れます。

 

近くで呼び掛けても意識が無いときやけいれん状態が深刻で起き上がれない時はすぐさま救急車を呼びましょう。

 

また意識があったとしても脈絡のないことをしゃべっている場合や寝言のような言葉が単発で出てくるときも同様に意識障害が疑われます。

 

高体温

 

水分を取り入れても体を休ませても、体温が下がらない状態です。肌を触ると熱せられた鍋や熱湯に触れているかのように非常に熱い状態です。

 

体温を計れば39度を超えていると思われます。この時点で、もう体が脱水症状状態で体温調整をすることが不可能になってるので、緊急に医療機関での治療が要求されます。

 

通常の発熱と違うのは、体全体が熱を帯びている点です。腕や足など体を触って異常な熱さの場合はまず熱中症の疑いがあります。

 

これらの症状が出たときは、医療機関での治療が欠かせません。重症化させないためにも時には救急車を呼ぶことも必須になってきます。

 

後遺症

 

重度の熱中症にかかると後遺症が残り、それ以後の生活に支障が出ることがあり得ます。

 

高体温のまま何も処置をしなかった場合や処置が遅くなったケースでは、脱力感や手足の痺れといった体調不良が続くことも考えられます。